山田俊男 暴力の理由はTPPか〜JA全農とキレる暴走老人 暴行罪は

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山田俊男 暴力 理由

2016年はスキャンダルの豊作年だ!
 

そんな皮肉を言う人がかなりいるようだが、実際問題、3月の時点で相当な数だ。清原の逮捕や芸能人の不倫問題などは、正直なところ興味もないしどうでも良い。だが、国会議員のそれはハッキリって困る。収賄の甘利元経済再生相や“ゲス不倫育休”宮崎謙介なんかは、有権者として失望する。
 
そして、ここにきてベテラン(風)山田俊男議員の暴言と暴力沙汰だ。
 

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山田俊男の暴力の理由はTPPのおごりか

山田 俊男(やまだとしお)参議院議員
生年月日:1946年11月29日
出身:富山県小矢部市
出身:早稲田大学政治経済学部卒
前職:全国農業協同組合中央会専務理事

 

3月18日、自民党本部で会合が開かれた。報道内容が今いちハッキリしないため、いろんな憶測が飛び交っているが、どうやら「産地を入れた方が良い」との意見のJA職員や生産者が大多数いる中、「入れなくても何も弊害はない」と完全に真逆となる意見の山田議員ら少数派との衝突らしい。ことに及んだのは、会合の後だ。
 

金主で票を握る全農が、元全中の学経あがりの全農改革論とかにいちゃもんをつけたなんてのが真相じゃないかな!

 

こんな意見もあった。TPP反対派だからJAとは仲良しこよし。単なる仲間割れだろうという考え方も出来る。TPPか反対派と言いながら、何ら実績を残していないことや、生産者の立場での行動が見られないことに対して指摘されたのかもしれない。
 

ゲンダイの記事によると、殴られた被害者は、全治1週間の打撲を負っており、診断書も取っているという。山田議員からの謝罪は一切なく、法的手段も検討してるそうだ。
 

現場は、激昂する山田議員の罵詈雑言、怒声が響いていたという。確かに、参議院議員としての、おごりのようなものがあったのかもしれない。いかなる理由があるにせよ、公衆の面前で国会議員の暴力行為など言語道断だ。

キレる暴走老人論

今月はじめに、老人がタバコのポイ捨てを注意され、その小学生の首を絞めるという事件が兵庫であった。老人は75歳の一般市民だ。昨今、高齢者の公共の場でのマナーの悪さが頻繁に問題になっている。”暴走老人”などと呼ばれることも多い。
 

老化によって脳の前頭葉が退化(収縮)し、自制心が効きにくくなるという。高齢によって自己抑制力も衰えることは、科学的根拠もあるらしい。それが本当だとすると、これからの超高齢化社会には、新たな法規制や仕組みが必要なのかもしれない。
 

今年で70歳になる山田俊男議員。今回の事件についても、検証し、因果関係を探ってみるべきではないだろうか。

暴行罪としての逮捕、政治責任は

日本国憲法、そして国会法には、それぞれこのような条文がある。
 

憲法第五十条:両議院の議員は、法律の定める場合を除いては、国会の会期中逮捕されず〜(後略)
国会法第三十三条:各議院の議員は、院外における現行犯罪の場合を除いては、会期中その院の許諾がなければ逮捕されない。

 

現時点での逮捕はないと見られる。しかし、逮捕されなければOKということではない。むしろそれよりも重い制裁が課される可能性だって考えられる。消去法で自民党に票を入れている有権者は、相当数いると思っているが、その人たちは今後どこに入れたらいいのだろう。
 

こういった理不尽な事件は、白黒はっきりつけてほしい。

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