サラダ油やトランス脂肪酸が身体に悪いってのは、今は常識と言っていいくらい有名な話です。
でも、なんでアリーブオイルが万能薬のように言われてるかってあまり知られてませんよね。
まぁ考える機会もなかったんですけど。
値段もピンきりですが、一体何が違うんでしょう?
[目次]
オリーブオイルが万能な理由
オリーブの果実から得られる植物油である。
言わずと知れた健康食材、オリーブオイル。食べたり飲んだり、顔や身体に塗ったりと用途も様々です。
主成分であるオレイン酸がもたらす効果で、よく言われるものがこちら。
どれも、成人としては見逃せないものばかりです。
- LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪といった血中の脂質に効く!
- 便秘を解消する!
- 活性酸素から動脈硬化を防ぐ!
- 心筋梗塞や脳卒中を予防する!
オレイン酸が酸化しにくさが最大のメリット
このオレイン酸。とにかく酸化しにくいことが特徴です。
オリーブオイルの70%を占めるそうですから、つまり、オリーブオイル = 酸化しにくいということになります。
酸化とは錆びることですから、人間の身体に置き換えると老化を意味するわけです。
細胞を酸化させる = 活性酸素 ですから、オリーブオイルが効果的、ひいては万能薬と言われる理由になっています。
王道オリーブオイルは安全か?
この辺のオリーブオイルは、スーパーでもよく見ます。というか、日本で主流だと思います。
オリーブオイルの種類
オリーブオイルは、大きく分けて3つに分類されます。
オリーブオイルから精製(品質は問わない)
エクストラヴァージンで香りづけをして完成させる。
2.エクストラヴァージン
品質の良い複数のオリーブオイルを混ぜて精製。
どんな料理にも合いやすい。
3.ハイクオリティ・エクストラヴァージン
産地や種類にこだわって精製される。
そのまま飲むこともで出来るくらいフレッシュ。
ピュアオリーブオイルが1番安く、もちろんハイクオリティが1番高価。
実際数百円から5,000円くらいまでの価格差があります。
で、よほどのことがない限り、値段が高いほうが良いオリーブオイルになります。あとは、味の好み。
気をつけたいのは、メーカーも生産国もわからない商品。ペットボトルとかは最悪な場合も多いので、注意が必要です。
レビューを見るだけでも、参考になりますよね。
ビンの底に溜まってる白いものは?
あと、購入の際はビンの底にも注目したいところ。
白い沈殿物がある場合があって、一見不純物のようにも見えますが、これが重要。
これは低温状況で、オリーブオイルそのものが固まった物なんですね。
なので、むしろ良質なオリーブオイルと言うことが出来るんです。
台所にあるオリーブオイルを、今すぐチェックしてみだくさい(笑)
オリーブオイルでらくらくダイエット生活♪
オリーブオイルはダイエットにも良いって聞きますよね。実際のところ、効果も証明されているようです。
そのダイエット方法は、とても簡単。
大さじ1杯半くらいを飲むだけ。
言ってみれば、常用薬やサプリ感覚ですね。
それだけで、お菓子が食べたくなりにくいとか、食事そのものをあまり摂りたくなくなる作用があります。
これやってみましたけど、本当です。間食とか本当になくなります。ラクチンすぎます。
しかも、先ほど説明したオレイン酸の効果もありますから、さらに健康的。
ダイエットにも健康にも良いなんて、ここにも万能薬たる理由が隠されていましたね。
といっても、オリーブオイルで揚げたフライとか食べ過ぎはダメですよ(笑)
値段の違いで効果は変わるの?
これは、値段の違いというより、オリーブオイルそのものの違いですね。
安すぎるものや、メーカーや生産国不明の物だと、いくらエクストラヴァージンと銘打っていても偽物も多くなります。
そうなると、オリーブオイルの質も怪しくなりますし、効果も期待できません。なにより安全性が不安ですし。
何でもそうですけど、値段だけに注目するのではなく品質もこだわりたいですね。
今回のまとめ!
オリーブオイルの万能説がうそじゃないことがよくわかりました。
都市伝説でも神話でもなく、単純に真実でした。
カロリーの摂り過ぎ以上に、安い油の摂取が身体に悪いといいます。
意識的に良いオリーブオイルを使っていきたいですね。