90年代、トレンディードラマが大人気だった時代に絶大的な人気を誇っていた吉田栄作さん。
主演ドラマは全てヒット、白Tシャツとブルージーンズを定番化させたりと、かなり天狗になっていたそうです。
ソレが仇となった、一時期は干されてたみたいですが、この数年ジワジワと注目を集めるようになり、11年ぶりのラブストーリーも決定。
演技力も再評価されて、なんかノッて来てる感じですよね。
吉田栄作は若いころやらかした?
学生の頃からちょっと不良っぽかったこともあって、芸能事務所(ナベプロ)に入ってからも、最初っから生意気だったそうです。
先輩に挨拶をしない、お礼を言わない、時間を守らない。
これだけ見ると、普通に社会不適合者ですね(笑)
でも、デビューして速攻で人気が出てしまったものだから、周りの大人も従うことしかなくなったそうです。
裸の王様ってやつですかね。しくじり先生でも元人気子役の内山くんが同じようなことをレクチャーしてました。
甘やかされて何も見えなくなってた
って。
で、突然「俺は絶対ジャンボになってやる!」と謎の言葉を発し、役者修行と言ってアメリカに渡ったとか。
勝手すぎて、逆に清々しい(笑)
帰国後は、すっかり人気も沈静化してたましたが、地道に演技に司会に活動してきてますね。
『マネーの虎』もちょっと懐かしいですね。
吉田栄作さんより、アクの強いカリスマ社長たちの印象が強いですけど(笑)
吉田栄作の最近の演技は確かにいい!
– – – – – – – – – – – – – – –
吉田 栄作(本名・よしだ えいさく)
生年月日 ・1969年1月3日
出生・神奈川県秦野市
血液型 ・A型
身長 ・182 cm
デビュー・1988年
– – – – – – – – – – – – – – –
コンスタントに出演作を増やしてきた感がありますが、年齢を重ねるにつれ、渋みとか深みがどんどん増していますね。
若いころ有頂天になっていたことを、戒めているなんてことも一部では言われているようですが、評価が高まっているのは間違いないです。
2015年4月から放送されていた、ピエール瀧さん主演のNHK土曜ドラマの『64(ロクヨン)』
横山秀夫作品ということもあって、重厚な刑事ドラマでした。
ピエール瀧さん演じる三上の同僚・二渡という役で、影のあるキャラクターの魅力をうまく引き出していました。
因みに、2016年に佐藤浩市さん主演で映画化され、二渡は仲村トオルさんが演じます。こちらも渋いですね。
あとは、2011年の長澤まさみさん主演の『屋上のあるアパート』も良かったですし、2013年のWOWOWのドラマW『女と男の熱帯』も名演技でした。
『女と男の熱帯』はというと、タイトルだけだとラブストーリーみたいですけど、シリアスなサスペンス。
JBSテレビの報道記者・宮部苑子は、アメリカの情報屋から“アメリカで妻子を殺されたシンドウという日本人の男が犯人への復讐を計画し、日本に帰国する”という情報を入手する。過去のあるスクープを機に、仕事への熱意を失っていた苑子は久しぶりに情熱を取り戻し、伝手を頼ってシンドウという男の身元を割り出す。部下の野村と共に進藤の生活を監視し始め・・・
この冒頭だけで、引きこまれませんか?
宮部 苑子・藤原紀香さん
進藤 悟史・渡部篤郎さん
野村 修平・永山絢斗さん
ハードボイルドな世界観にぴったりな、魅力的なキャスティングです。
そして、進藤悟史の元上司役に吉田栄作さん、いわゆるキーマンって役どころ。
このあたりからも再評価されてる証拠ですねー。
「眠れる森」「恋人よ」「砦なき者」など、数々の名作を手がけた人気脚本家・野沢尚の作品らしい、完成度の高さです!
今回のまとめ!
吉田栄作さんの11年ぶりのラブストーリーは、2016年1月12日からスタート。
NHK連続ドラマ「愛おしくて」(火曜後10・0、全8回)です。
主演田中麗奈さん演じる染物師が、師匠である秋吉久美子さんの恋人、吉田栄作さんに心ひかれていくという物語。
染物師という職業が大きなポイントですね。
吉田栄作さんの円熟の域に入った演技に期待です。