2010年に始まった「マジすか学園」のシリーズもとうとう5作目。
人気ナンバー1アイドルグループのメンバーが総出演、しかもヤンキードラマということで当時はかなり話題になりました。
個人的には3,4は観てなかったんですけど、独占配信ということを知って観てみました。マンネリしてるんだろなって決めつけて。
舐めてたスマン!
これが率直な感想です(笑)
official:http://www.ntv.co.jp/majisuka5/
脇役のキャスティングに予算割きすぎw
今回何がすごいって、脇を固める俳優陣がハンパないです。
先に書いた通り、3,4は観てないんですけど、番組サイトで確認したところ、1,2と方向性は大きく変わってません。
ここでいう方向性ってのは、ストーリーとかじゃなくて、AKB48のメンバーがあくまでメインという意味です。
1は前田敦子さん対ラッパッパやマジすか学園内の猛者との死闘。
2ではシブヤ・板野友美さん率いる矢場久根女子商業高校との因縁がメインに据えられていました。
(ゲキカラ松井玲奈さんが良かった)
それが、5でガラッと方向転換というか、手法を変えてるんですよね。
今までも、校長役のふせえりさんや、キケンな保健教師手塚とおるさん、あっちゃんの両親には甲本雅裕さん、鈴木砂羽さんといった、実力俳優が出演していました。
とはいっても、出演シーンは決して多くなく、主題とはあまり関係のない、あくまで”エッセンス”的なものでした。
それが。
今作はガッツリです。
実際、AKBメンバーが映ってないシーンの方が多いんじゃないか?ってくらいですから。
物語を支える名脇役陣
まず物語の序盤に立ちはだかる、竜頭組。その若頭に、やべきょうすけさん。
「ウシジマくん」の強烈キャラも記憶にも新しいです。
そして複雑に利害関係や因縁が折り重なる明智総業。そこにはリリー・フランキーさん、袴田吉彦さん。
リリー・フランキーさんの性根からドロドロしてるような、明智博臣の演技は背筋が寒くなりますし、袴田吉彦さんの生玉ねぎを頬張る怪演も想像以上です。
さらに、それらを追いかける刑事には、岡田義徳さん、田中幸太朗さん。
裏の世界に片足を突っ込んだ(過去に何かある?)ような生き方をする韮沢浩司役の岡田義徳さん。
誠実な性格と仕事ぶりが仇となって、失意の殉職を遂げる飯塚一裕役田中幸太朗さん。
ほんとにキャラクター豊かで、見応えがあります。
この点からしても、AKBメンバーをほとんど知らないという人でも十二分に楽しめるドラマになっていると断言できます。
展開が衝撃すぎる・地上波NGも納得
今作については、賛否両論あるようですね。まぁ賛否両論って、否が多い時に使われる言葉ですけど(笑)
実際、内容はお笑い要素皆無で、ぐっとシリアスになりました。
かつての注意書きもないですしね。
番組が始まる前に”ピンポーン”のチャイム音とともに、こんなテロップが表示されるのがテンプレだったんですよね。
それがない点からしても、前作までとは一線を画する作品だという制作サイドの線引きがあるんでしょうね。
ネットの感想としては
今回のまとめ!
個人的にはファーストの次に面白いと思う第5作。
試しに観てみてはいかがでしょうか?
11月28日からは日テレ系で「マジすか学園0 木更津乱闘編」も始まります。HKT48と氣志團が激突という(笑)ストーリー。
宮脇咲良さんと兒玉遥さんの時代になってくんですかね〜。
確かにその流れは5からすでにあるかも。
コメント
山本彩さんの、アントニオっていうネーミングは凄いと思います。ヒネリなし!