壱番屋の異物混入の廃棄カツから発生して今回の事件。
予想通りというかなんというか。
産業廃棄物処理会社「ダイコー」と卸業者の暗黙のルール、違法な癒着の可能性がでてきました。
取引業者が壱番屋だけのはずはなく、それ以外にも契約先が気になります。
壱番屋以外の食品も冷凍庫から発見
壱番屋製品以外も横流しか=転売仲介業者が大量保管―岐阜県
カレー店「CoCo壱番屋」を展開する壱番屋(愛知県一宮市)が廃棄した冷凍ビーフカツが横流しされた事件で、岐阜県は15日、冷凍カツの転売を仲介した製麺業「みのりフーズ」(同県羽島市)の冷凍庫から、壱番屋製品以外の賞味期限切れ冷凍食品が大量に発見されたと発表した。
みのりフーズは産業廃棄物処理会社「ダイコー」(愛知県稲沢市)が、壱番屋から廃棄を委託された冷凍カツを入手していた。みのりフーズの実質経営者の男性は岐阜県に対し、壱番屋以外の製品についても「ダイコーから入手した」と話しており、県は横流しされた可能性があるとみて確認を進めている。
出展:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160115-00000224-jij-soci
法的に詳しいことはわかりませんが、社会的にはもうダイコーは終了じゃないでしょうか。
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というか、まだ壱番屋以外の取引業者が明らかになっていないんですよね。愛知周辺の方は本当に不安に感じてることでしょうね。
余罪も明らかにしてほしいですし、契約先リストも公開してほしいくらいに思います。
寿司チェーン店で惣菜として販売されていたことも明らかになっていますね。
そして岐阜県のこの大変な時に、いったい何考えているんだという県庁職員の事件も起こっています。
みのりフーズの冷凍庫や経営者が怪しい?
この岐阜県羽島市にある「みのりフーズ」実質経営者の岡田正男氏(78)の対応がなんとも微妙です。
詳しくは追記してあるこちらの廃棄カツの記事をご覧いただきたいのですが、対応や言動に問題を感じます。
今回の追報でも、賞味期限切れになった冷凍食品を大量に冷凍庫に収納していたところを見つけられてますし。わかっていてやってたと見なされても弁解の余地がないように思うのは僕だけでしょうか?
みのりフーズから転売を受けた仲介業者たちも、まったく疑いもしなかったと言います。
過去には飛騨牛の偽造事件もありましたし、岐阜県でも対策が必要かもしれません。
ツイッターでも色々な意見が出ています。
関連業者が、みのりフーズのとばっちりを受けないことを願います。
(追記)コープ「びんちょうまぐろスライス」の保管を確認
追加報道によって、賞味期限切れのコープ(日本生活協同組合連合会)「びんちょうまぐろスライス」が保管されていたことも明らかになりました。
信頼性の高いコープの商品まで、廃棄されるべきものがそのまま流れるなんて。
事態の深刻さが伺えます。
今回のまとめ!
・ダイコーの取引業者リストが知りたい
・みのりフーズの対応や管理体制にも問題を感じる
・廃棄物は廃棄しなければダメ
追加の報道に注目していきます。