1月18日、スマスマ(SMAP×SMAP)で行われた”謝罪会見”なる緊急生放送。
木村拓哉さん以外の4人の憔悴しきった表情は、SMAPファンならず全国の人を驚かせました。
「ジャニーズの見せしめ」「公開処刑」「まるで別人、見ていられない」などの意見が大多数で、決して安心できる内容ではありませんでした。BPO放送倫理・番組向上機構には、放送がパワハラであると多くの意見が寄せられました。
個人的には、根底にあるハラスメントは共通とはいえ、パワハラではなくモラハラだと思うんです。
SMAP「パワハラ的」意見の殺到
SMAP「パワハラ的」アクセス殺到BPOもダウン
フジテレビ「SMAP×SMAP」でのSMAP謝罪生放送を受け19日、BPO放送倫理・番組向上機構のサーバーがダウンし、一時的にウェブサイトがつながらない事態となった。BPOは、放送への苦情や放送倫理の問題に対応する第三者機関。リーダー中居正広らメンバーの疲れ切った表情や、SMAP解散、存続に関する明確なコメントがないまま謝罪だけが行われた不自然な光景に「パワハラ的」と感じた多くの人がBPOのウェブサイトに殺到したとみられる。
出展:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160119-00000127-nksports-ent
BPOサーバーに加え、ツイッターもサーバーもダウンしました。
きっとSMAPのジャニーズの貢献度は、僕たちが考える以上のものだと思います。もちろん”金額”だけではなく、若い層だけではなく幅広い層への影響力は圧倒的です。『ジャニーズで別格、特別待遇』と言われることにも、疑問を抱く人はいなかったことでしょう。
『ジャニーズは好きじゃないけどSMAPは好き』そういう意見は、僕も直接いっぱい聞いたことがあります。
そうした中での、今回の生放送です。4人の表情もそうですし、草なぎ剛さんの不可解なコメント。
ジャニーさんに謝る機会を木村くんが作ってくれた
誰に対しての謝罪会見なのかもわかりませんし、「上に言わされている」と感じる人がいてもおかしくありません。ファンからは、『必要なことはSMAPの解散ではない。ジャニーズ事務所の解体だ』という意見まであがっています。
翌朝、めざましテレビの放送は『縦読みの隠しメッセージか?』も大きな話題になりました。
今回の謝罪会見はモラハラか?「パワハラ」と「モラハラ」の違い
ここで多くの方が使っている「パワハラ」
そして、僕が感じた「モラハラ」
冒頭でも書いた通り、”根っこ”は共通するものですが、「パワハラ」と「モラハラ」の違いを簡単にみてみましょう。
パワーハラスメント〜上限関係や主従にある立場を利用して、一方的に行う嫌がらせやいじめ
■モラハラ
モラルハラスメント〜立場や上下関係に関係なく、どんな人間関係にもあてはまる嫌がらせやいじめ
ちなみにハラスメントとは、「受けた人が不愉快に思う嫌がらせ」を指します。
ツイッターやニュース記事へのコメントにあるとおり、たしかに、圧倒的”上から下”への圧力を感じます。ただ、上下関係以外の外部からのプレッシャーや攻撃も多分にあったと思うんです。番組制作会社から、番組スポンサーやCMスポンサー、日本の財産だと煽る報道、無責任で心ないネットの声。
もしかするとファンの声も、逆に苦しめたかもしれません。そして、あの「原稿を読まされたような会見」を実現させてしまったとしたら。
そう考えると、もはやジャニーズ事務所の覇権争いやお家騒動を超えた圧力で、メンバーを追い詰めてしまっているのかもしれない。そう思ってしまうのです。
今回のまとめ!
まとめというか、今回はとりとめのない個人的な考えを書いてしまいました。
メンバーも納得できる、ファンも納得できる
そんなゴールはあるんでしょうか。