前回、日清カップヌードルライトプラスCM 渡辺直美ドヤ顔 いい女の名言！や、焼そばU.F.O.CM 吉川晃司とレイア姫(水原希子) 最後のオチどうしたｗの記事でも書きましたが、ほんと日清(NISSIN)CMの頭のやわらかさというか、ユーモア力はすごいですよね。また今回も驚かされました。
何がスゴイかって、全部です。全部。コンセプトからキャスティング、セリフや細かい演出まで「ありえない」と思うようなことを実現させています。
さっそく見ていきましょう！
カップヌードルOBAKA’s大学CM
■カップヌードル「OBAKA’s大学に春が来た! 篇」 60秒 / ビートたけし・小林幸子・ムツゴロウ・矢口真里・新垣隆
【追記】
一部からかなりのクレームを受け、放送中止になってしまいまいした。「つまんないな」というのが個人的な感想ですけど、現在の日本としては仕方ないことなのかもしれません。
バカになる。それは自分をさらけ出すことだ。しがらみなんかとっぱらって、常識なんか忘れたフリして、あんた自身の生き方を貫くってことなんだよ。
ビートたけしさんのこの言葉、ズシッと来ますよね。超一流のエンターテイナーと映画監督・世界の北野の両方の顔を持ち、破天荒そのものの生き様を貫くたけしさんの言葉は、一直線に心に刺さってきます。これって、やっぱり脚本家が書いた言葉なんでしょうか？ たけしさん本人の言葉のように感じるのは僕だけじゃないはず！
※オフィシャルサイトに「この理念は、すべてゴーストライターが書きました」とありました（笑） というか、そもそもこれが秀逸
そして、出演する4人の教授、准教授がまたものすごい。小林幸子さん、ムツゴロウさん、矢口真里さん、新垣隆さんの順で、自分の学部での講義の模様が映し出されるのですが、矢口真里さんの時点でまず爆笑して、新垣隆さんの時には言葉を失ってしまいました（笑）
二兎追うものは一兎をも得ず
やっちゃえ！みなさん！
2016年早々から、ベッキー、宮崎謙介元議員、狩野英孝、乙武洋匡さんと不倫騒動が相次ぎました。矢口さんも相当叩かれて痛い目をみたはずです。CM内でも「自分のことだよね？」なんて生徒に言われてますし。不謹慎だ、非常識だという人はきっといるでしょう。でも、だからこそ冒頭のたけし学長の言葉が響きます。
お利口さんじゃ時代なんか変えられねぇよ
いやーまたしても日清(NISSIN)さんにやられてしまいました。トップオブカップラーメン・カップヌードルだからこそのCMですね！
いまだ！バカやろう！コマネチ！
CRAZY MAKES the FUTURE.
OBAKA’s大学講師陣
大学生活のすべてを、大晦日のために過ごします。人の心をつかむ豊かな想像力と、それを形にするテクノロジーを学びます。
生物学部 ネットバズ動画の父 ムツゴロウ 名誉教授
いちばん大切なのは、対象への「愛」です。愛を最大化し、それを効率的につたえることで、相手との新しい関係が生まれ、結果バズ動画となります。
心理学部 危機管理の権威 矢口真里 准教授
迫り来る社会の危機と向き合い、その解決方法と柔軟な対応を学びます。ふたたび立ち上がる足腰を鍛えます。
芸術協力学部 才能はシェアする時代へ 新垣隆 教授
価値のあるものを生み出すために、そのプロセスにイノベーションを起こします。断らない技術をベースとしたCo-Creationを学びます。
自虐というか風刺というか、それぞれの紹介コメントが面白すぎます。「大晦日のために過ごします」「バズ動画」「ふたたび立ち上がる足腰」「断らない技術」 ご本人たち、よくOKしてくれましたね。感服です！
また新しい教授が紹介され、シリーズ化の可能性もありますし、その意味でも今後が楽しみですね。
なんか・・・この4名がとても好きになりました（笑）
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