日本に限らず食事のマナー(テーブルマナー)は各国にありますが、ここまで意味がなくはた迷惑なマナーは他にはないでしょう。
あ、そもそもマナーじゃないし(笑)
なぜこんなことが何年も前から地味に流行っているのか。実際の発祥はどこなのか。
一つづつ見ていきましょう!
伏せ丼とは
念のため簡単に説明させていただきますと、ざっとこんな感じです。
ラーメン屋や定食屋で完食した(美味しかった)ことを伝えるために、空になったどんぶりをテーブルやお盆の上で伏せる行為。店主への労い、感謝の意を込めて態度に表すというものだそうです。この気持ちの部分は素晴らしいんですけどね・・・
やっぱり綺麗に食べることって大切です。
ダレトク?完全なる迷惑行為
汁やスープも綺麗に飲み干したとしても乾燥しているわけではなく少量は絶対に残りますし、縁も間違いなく濡れているわけです。それを直接伏せて置くということは、その油分や食べた人の唾液がテーブルやお盆に付くわけです。ただ手間が増えるだけでそれをさせられる店員や店主の立場として考えれば、答えは簡単ですよね。
更に言うと客の立場としても、決して気持ちの良いものではありません。カウンターの隣の客が伏せ丼をしたり、片付ける前のテーブルに通されて伏せ丼があったりとか。食欲は確実にダウンです。
伏せ丼はマナーでもなんでもなく、完全なる迷惑行為なのです。
発祥は山形、本当は?
美味しいラーメンが多いことでも知られる山形県。一部では山形県が発祥の風習だとまことしやかに言われています。ただその確たる情報はなく、伝聞から作り上げられたおとぎ話のようにも言われていますね。
もしかすると、ネットが普及させた都市伝説的ネタなのかもしれません。ちょうどバカッターのような、悪ノリした人たちが伏せ丼してツイッターにアップして拡散みたいな。
繰り返しになりますが、誰も特をしないマナーでもなんでもない行為がこれほど広まるはずないように思えます。しかも大半がディスりながら広めていますし。
正直なんだかな〜って感じです。
今回のまとめ!
「ごちそうさま」「美味しかったです」と声に出して笑顔で席を立つ。本当はこれだけで良いんです。ふざけ半分に伏せ丼をして店主とケンカになったとか、出入り禁止になったって話も聞きます。
絶対にやっちゃだめですよね!